事業報告

Seminars and Events Report

日本語学習支援者になるための講座

「日本語」をキーワードに、外国人住民と地域でともに暮らすことを目指して、多文化共生、やさしい日本語でのコミュニケーション、日本語の特徴などについて、受講者同士で考えながら学びます。
日本語教師の資格や、外国語のスキルは不要です。
地域の外国人と日本語でコミュニケーションしたい方、日本語学習支援者として活動したいと考えている方が対象です。

全3回の詳細は、チラシをご確認ください。

*This event will be presented in Japanese

日時 2026年5月30日 (土) 13:30~16:30
2026年6月6日 (土) 13:30~16:30
2026年6月13日 (土) 13:30~16:30  
場所 5月30日 @ ACU 大研修室1606(中央区北4条西5丁目アスティ45 16F)
6月6日・6月13日 @ 札幌国際プラザ(中央区北1条西3丁目札幌MNビル3F)
定員 40名(先着)
対象 札幌市内または近郊在住の高校生以上の方。 全3回の講座に出席し、修了後、札幌市内で日本語学習支援者として活動をしたいとお考えの方。
参加料 無料

「日本語学習支援者になるための講座」を開催しました。

札幌市では、外国人住民と日本人住民が安心して暮らせる地域づくりを目指し、「多文化共生」や「日本語教育」の推進に取り組んでいます。札幌国際プラザにおいては、地域における外国人住民とのコミュニケーションや多文化共生などについて学び、「日本語」を切り口に関わり方について考えることを目的として本講座を開催し、今年度も多くの方にご参加いただきました。

全3回講座の第1回は、特定非営利活動法人国際活動市民中心(CINGA)の新居みどり氏を講師に迎え、オープンセミナー形式で実施しました。前半では、日本における外国人住民の現状や日常生活の中で直面する課題、地域日本語教育の考え方とやさしい日本語の活用についてご講演いただき、後半では、外国人にまつわる身近なうわさの受け止め方について考えるワークショップを行いました。
※オープンセミナーの実施報告はこちらからご覧いただけます。

第2回では、札幌市地域日本語教育コーディネーターが講師となり、「やさしい日本語」の考え方や特徴に加え、コミュニケーション全体の視点から捉えることの大切さについてお話ししました。後半には、実際に外国人住民を招いて「やさしい日本語」を活用しながら交流する場を設けました。実践の機会となるとともに、多様な背景を持つ外国人住民の存在をより身近に感じるきっかけとなったようです。

第3回では、事例検討を通じて、対話を重ねることや相手に応じて伝え方を工夫する必要性などについて、多様性社会づくりの視点からお伝えしました。また、「関わり見える化プロジェクト」として、札幌に暮らす外国人住民とどう「日本語でつながる」ことができるかを参加者同士で考えました。後半には、地域で活動する日本語ボランティア団体とのマッチング会を開催し、今年度は5団体が参加しました。講座修了者が熱心に各団体のブースを訪れ、活動内容などについて詳しく話を聞く様子が多く見られ、修了後の活動につながる有意義な機会となりました。

受講後のアンケートでは、「外国の方との関わり方を学ぶことができた」「地域でできることを考えて、実際にやってみたい」といった意見が多く寄せられました。

本講座は、申込開始後すぐに定員に達し、札幌市における日本語学習支援や多文化共生に対する市民の関心の高さが改めて確認されました。今後も、誰もが安心して暮らせるまちづくりに向けて、日本語教育をはじめとする支援体制の充実に取り組んでいきます。

講座第2回の様子

外国人住民と交流する様子

講座第3回事例検討の様子

日本語ボランティア団体の説明を熱心に聞く修了者

一覧へ戻る