国際理解・国際協力

国際交流員(CIR)の派遣

CIRによる総合学習等の支援

異文化理解促進を目的として小、中、高等学校等における「総合的な学習の時間」に国際交流員の派遣及び札幌国際プラザへの訪問学習受入を行っています。対応する交流員は、基本的に札幌市国際部及び国際芸術祭担当部に所属する中国、ドイツ、韓国、ロシア、アメリカの5カ国6名で、業務の都合がつく限り、学校や団体からの要請に応じています。
※授業は基本的に全て日本語で行います。語学指導は行っておりませんので、ご了承ください。
 また、赴任時期等の関係で対応ができない国もありますので、ご承知おきください。(令和7年9月1日現在対応が可能な国は、中国、ドイツ、韓国、アメリカです。)

派遣では、国際交流員のうち最大2名までを学校へ派遣します。
国際交流員は、学校が作成する授業案に沿って先生方の主導のもとに授業を行います。授業では、パソコンなどを使って、各交流員の母国の文化紹介などを行っています。また、その国の歌やゲームなどを体験することもできます。そのほか、学校からの要望に応じて様々なスタイルでの交流を行っています。毎回、生徒さんにもそして交流員にとっても、素敵な思い出となっています。

国際プラザへの訪問学習では、国際交流員との交流授業、国際プラザ内の施設見学、日本人職員によるプラザの業務説明が可能です。プラザの仕事は大変幅が広いですが、あらかじめご相談いただければ、学校からの希望に基づきプログラムを編成し、要望にあわせ担当職員が説明を行います。

また、札幌市内の国際交流団体及び地域の団体の異文化理解を支援するため、団体の要請に応じ、国際交流員を派遣します。

国際プラザの総合学習支援を希望される方は、必ず下記の要綱をお読みの上、メールかFAXで希望届をお送りください。なお、総合学習支援以外の派遣についてのご依頼は下記担当課までお電話でご相談ください。

派遣・訪問学習の申請について

令和7年度 札幌国際プラザ総合学習支援 対応基準
希望届
希望届記入例

【お問い合せ先】
多文化交流部 総合学習担当
TEL:011-211-2105  FAX:011-211-3673
cir-haken(at)plaza-sapporo.or.jp
※メールを送信するときは、(at)を@に置き換えてください。

札幌市国際交流員(CIR)

札幌市で勤務する5か国5名の国際交流員(CIR)が、異文化理解促進を目的として小、中、高等学校等における「総合的な学習の時間」の支援のため、学校訪問や国際プラザでの訪問学習受入の際の対応をしています。

Coming soon
(ロシア)

Coming soon
(アメリカ)

【JETプログラムについて】

1987年に、地域レベルの国際化の推進と外国語教育の充実などを目的に、総務省、外務省、文部科学省、および一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下、地方公共団体が外国青年を招致するJETプログラム〔「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)〕が開始されました。
その職種には、地域において国際交流活動に従事する国際交流員(CIR = Coordinator for International Relations)、中学校や高等学校で語学指導に従事する外国語指導助手(ALT = Assistant Language Teacher)、及び地域においてスポーツを通じた国際交流活動に従事するスポーツ国際交流員(SEA = Sports Exchange Advisor)があって、いずれも、各地の地方公共団体等に配置されて、大都市から地方の中小都市や農村漁村に至るまで文字通り全国津々浦々で活躍しています。 

リュウ・リン(中国)

你好(ニーハオ)!
札幌の皆様、初めまして。中国から参りました劉琳(リュウ リン)と申します。 2023年4月から中国の国際交流員として、札幌市で働くことになりました。出身地は中国の東北部にある遼寧省です。札幌市と同じく雪の多いところです。

私は中学生の頃からアニメの影響で日本文化に強い興味を持ちました。中国の大学を経て、迷わずに日本留学を決心しました。2013年に神戸市外国語大学の修士課程に進学し、日本アジア言語文化を研究しておりました。日本で学んだことは私にとって宝物のような存在です。帰国後もずっと日本語関係の仕事に勤めていました。国際業務を通じて、相互理解を促進することの重要さを深く感じました。 今回は札幌市の国際交流員として再び日本に戻ってお仕事できることを、とてもうれしく思います。

今まで培ってきた仕事の経験、及び語学力を最大限に活かし、国際交流事業を通じて、世界観や視野を広げ、少しでも先入観から生じる誤解や差別をなくし、異文化交流を促進することに貢献したいと考えております。 これから美しい札幌市の魅力を世界に広げ、中国文化を日本の方々に紹介できるよう力を尽くします。日中友好の架け橋として精一杯頑張っていきたいと思います!

どうぞよろしくお願いいたします!!

 

 フローラ・タイリ(ドイツ)

Guten Tag!(グーテンターク)

札幌の皆さん、はじめまして。

ドイツから参りましたフローラ・タイリと申します。2023年8月から国際交流員として働くことになりました。出身地はドイツの南西にあるトリーアです。両親はコソボ出身のアルバニア人なので、コソボの文化についても質問があれば遠慮なく聞いてください。

若い頃から日本の文化に興味を持ち、大学で日本語を学ぶことになりました。トリーア大学で日本学と外国語としてのドイツ語を勉強して、2023年に卒業しました。在学中の2019年から2020年までは大阪学院大学に留学しました。大阪で過ごした時間はとても楽しかったので、また日本に住めることがとても嬉しいです。トリーアでは雪があまり降りませんので札幌市の冬を楽しみにしています。これから色々な所に行ったり、美味しい食べ物をたべたり、札幌市の魅力を経験したいと思っています。

札幌市と姉妹都市のミュンヘンは去年、姉妹都市提携50周年を迎えたので、私も日本とドイツの架け橋になれるように頑張りたいと思っています。札幌市についてもっと勉強して、ドイツの文化についても札幌市の皆さんに紹介することをとても楽しみにしています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

グム・チェリン(韓国)

안녕하세요!(アンニョンハセヨ!)
札幌市の皆さん、はじめまして。
韓国から参りましたグム・チェリンと申します。2025年4月から国際交流員として働くことになりました。私の出身地は札幌市の姉妹都市、大田広域市です。大田広域市はソウルからKTX(高速列車)で約1時間の距離にあり、韓国で一番有名なパン屋であるソンシムダン(성심당)がある都市です。

私は高校生の時から日本語を学び始めました。そして日本文化全般に興味を持つようになり、日本についてもっと学びたいと思いました。それで大学で日本学を専攻し、日本語だけではなく、日本文学などの幅広い分野について勉強しました。2022年9月からは長野県松本市にある信州大学で1年間交換留学をしました。その1年間はとても楽しかったので、そこから国際交流に関わる仕事をしたいと思うようになりました。そして、この度札幌市の国際交流員として働けることになり、とても嬉しいです。

これから国際交流員として様々な経験を重ね、札幌の魅力を身近で感じたいと思います。韓国の文化を日本の方々に紹介すると共に、札幌市のことももっと勉強し、韓国に紹介できるようになりたいです。これから札幌市と大田広域市、日本と韓国の架け橋になれるよう頑張ります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

Coming soon

 

 

Coming soon

 

 

 イライジャ・ブイサン(アメリカ)

札幌の皆さん、初めまして!

イライジャと申します。2023年8月から札幌市文化部(2025年4月より、国際芸術祭担当部)の国際交流員として働いていきます。アメリカのカリフォルニア州が出身地ですが、中学生の時から10 年間ぐらいフロリダ州に住んでいました。 雪が全然降らない所から来たので、初雪を楽しみにしています。(2週間ほどで、嫌になるかもしれませんが…)

子供の頃から、ずっとアニメやゲームが好きでした。「ナルト」や「ポケモン」などのアニメのおかげで、日本の文化に魅了されました。そこで、フロリダ大学に入学してから、 日本語を勉強し始めました。カタカナ語や漢字が難しいと思いましたが、チャレンジなので、勉強になると思いました。大学で日本文化部に入って、同じ趣味を持つ友達を作ったり、 日本語を練習したりすることができ、日本への興味がさらに深くなりました。

4年生の時、枚方市の関西外国語大学で4か月留学しました。その時、外国人だけではなく、日本人の友達も作ることができて、一緒にレストラン、観光地、カラオケなどに行きました。 日本に関する経験の中で、それは一番の思い出となっています。留学で、たくさん文化交流ができて嬉しかったです。

日本に住むのが人生の夢だったので、札幌で働くことを楽しみにしています。言うまでもなく、アメリカと日本には文化の違いがありますが、前向きに捉えたいと思います。 国際交流員として、その違いを見つけて、お互いに文化交流をする手助けがしたいです。